MonthlyArchive: 2020.05

横浜駅きた西口歯科:院内感染対策について まとめ

こんにちは。 横浜駅きた西口歯科 院長の清水勇策です。 コロナウィルス感染による緊急事態宣言が解除されましたね。 前回まで院内感染対策について連載させて頂きました。 今回の取り組みでは、スタッフ、患者さん双方を感染から守るというコンセプトから主にRKIガイドラインを参考にさせて頂きました。 歯科では特に唾液と血液が媒体...続きを読む

横浜駅きた西口歯科:院内感染対策について⑩

こんにちは。 横浜駅きた西口歯科 院長の清水勇策です。 今回は前回の続き消毒についてです。 特に湿熱による物理的消毒に関してお話させて頂きます。 この湿熱消毒に関して、今回の取り組みで主に参考にさせて頂いているRKIガイドラインではウォッシャーディスインフェクター(自動洗浄機)による洗浄、湿熱消毒を推奨しています。 歯...続きを読む

横浜駅きた西口歯科:院内感染対策について⑨

こんにちは。 横浜駅きた西口歯科 院長の清水勇策です。 今回は消毒についてお話したいと思います。 以前お話に出ましたが消毒は滅菌よりも殺滅できる細菌量が少ないです。 全てのものを滅菌することが理想的だと思いますが、材質によっては滅菌時の温熱に耐えられないものもあります。 そのため、当院では治療の質に影響が出ない器具で滅...続きを読む

横浜駅きた西口歯科:院内感染対策について⑧

こんにちは。 横浜駅きた西口歯科 院長の清水勇策と申します。 前回、院内感染対策の一環として記載させて頂きました高圧蒸気滅菌器に用いるPCDが当院に届きました。 昨日中に早速使用し十分な蒸気到達率が得られていることを確認致しました。 ClassSに使用するBMSは後日到着予定です。 この「毎朝の試運転」を行い「高圧蒸気...続きを読む

横浜駅きた西口歯科:院内感染対策について⑦

今回は滅菌とは何かから始めてまいりたいと思います。 横浜駅きた西口歯科では開業時にClassB、Sの滅菌機を導入しました。 ではそもそも、「滅菌された」とはどういった状態を指すのでしょうか。 また消毒との違いはなんでしょうか。 消毒、滅菌は確率的な概念とされています。 消毒は処置後に生存する微生物が処置前の10万分の1...続きを読む

横浜駅きた西口歯科:院内感染対策について⑥

こんにちは。 横浜駅きた西口歯科 院長の清水勇策です。 前回、医療現場のみならず日常生活においても感染予防の基本は「手洗い」ということをお話ししました。 今回は私なりに気づき院内で取り組み始めたことをお伝えします。 院内における交差感染を防ぐために取り組むべき次の基本、それは「整理整頓」です。 これがなぜ感染対策になる...続きを読む

横浜駅きた西口歯科:院内感染対策について⑤

コロナウィルスの感染拡大問題を機に感染対策について再度見直す取り組みの中で、皆さんもすぐにでも取り組める大切な「基本」があることもわかりました。 それは「手洗い」です。   以前話題に出ましたアメリカ疾病予防管理センター(CDC)の元所長ジュリー・ガーバーディング博士は「医療現場での危険な細菌や抗生物質耐性菌...続きを読む

横浜駅きた西口歯科:院内感染対策について④

コロナウィルスの感染拡大が取り沙汰される以前から歯科でも感染対策は大きな課題でした。 以前ハンドピーズの使い回し問題が話題になった頃からより機材が流通するようになりました。 特に大型機材が着目されることが多くClassB、ClassSといった言葉を目にすることも多いのではないでしょうか。 『このクラスごとに菌を倒せる量...続きを読む

横浜駅きた西口歯科:院内感染対策について③

先日お話に出てまいりましたRKIガイドラインでは洗浄の重要度、構造の複雑さに応じた消毒、滅菌難しさによって歯科医療機器をリスク別にカテゴリー分類してあります。 これらを把握した上で、リスクに応じた処理をすることで滅菌処理中のスタッフの感染、または不十分な処理のまま再利用してしまうリスクを下げることができます。...続きを読む

横浜駅きた西口歯科:院内感染対策について②

昨今のコロナウィルスの影響もあり、ニュースでもCDCという言葉を目にすることが増えました。 これは米国疾病予防センターのことを指します。 健康に関する情報を発信する1946年に設立された総合研究機関です。 CDCからは歯科医療における感染管理に関するガイドラインが提示されています。   また、医療先進国のドイ...続きを読む

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