こんにちは。横浜市神奈川区「横浜駅」きた西口より徒歩5分にある歯医者「横浜駅きた西口歯科」です。

妊娠中は、これまで気にならなかった身体の変化に目が向きやすくなる時期です。鏡を見たときに歯の黄ばみや着色が目につき「ホワイトニングをしたい」と考える方もいるでしょう。
一方で、お腹の赤ちゃんへの影響を考えると、ふだんなら気軽に選べるケアでも「妊娠中に受けても問題ないのだろうか?」と不安になるものです。
妊娠中は体調や生活リズムが変わることも多く、歯の見た目について気になることがあっても、いつもと同じように判断してよいのか迷う方は少なくありません。特にホワイトニングは薬剤を使用するため、妊娠中に受ける場合には慎重な判断が求められます。
この記事では、妊娠中のホワイトニングを控えたほうがよい理由や、歯の黄ばみ・着色が気になる場合のケアについて解説します。
ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、専用の薬剤を使って、天然の歯を白く見せるための施術です。
歯科医院で行うホワイトニングでは、主に過酸化水素や過酸化尿素を含む薬剤を使用します。薬剤が歯の内部まで入り込み、歯の色の原因となる物質に化学的に働きかけることで、歯を明るくしていきます。
歯科医院で受ける方法には、歯科医師や歯科衛生士が施術を行うオフィスホワイトニングがあります。また、歯科医院で患者さんの歯に合わせたマウスピースを作り、歯科医師の指示のもと、自宅で薬剤を使用するホームホワイトニングもあります。
ここで知っておきたいのが、ホワイトニングとクリーニングの違いです。
クリーニングは、歯の表面についた歯垢や歯石、着色汚れなどを取り除く処置です。そのため、コーヒーやお茶などによる表面の着色で歯が暗く見えている場合は、クリーニングによって歯本来の色が見えやすくなることがあります。
一方、ホワイトニングは表面の汚れを落とすだけではなく、薬剤の働きによって天然歯の色を明るくする処置です。
なお、詰め物や被せ物などの人工物はホワイトニングでは白くなりません。そのため、ホワイトニングを希望する場合は、まず歯科医院で歯の状態や黄ばみの原因を確認してもらうことが大切です。
妊娠中にホワイトニングはできる?

妊娠中に歯の黄ばみや着色が気になり、ホワイトニングを受けたいと考える方もいるでしょう。
しかし、妊娠中のホワイトニングは基本的に控え、出産後に改めて検討することが大切です。妊娠中はお腹の赤ちゃんへの影響だけでなく、母体の体調や口の中の変化にも配慮する必要があります。
妊娠中にホワイトニングを控えたほうがよい理由

妊娠中はホワイトニングを控えたほうがよいとされるのには、いくつかの理由があります。ここでは、その主な理由について解説します。
使用する薬剤の安全性に関する十分なデータがない
歯科医院で行うホワイトニングでは、主に過酸化水素や過酸化尿素を含む薬剤を使用します。これらは歯を白くするために一般的に使われている成分ですが、妊娠中に使用した場合の安全性については十分な情報が確立されているとはいえません。
母体やお腹の赤ちゃんへの影響について不明な点が残っていることから、急いで行う必要のないホワイトニングは出産後まで控えるという考え方が基本となります。
妊娠中は口腔内の状態が変化しやすい
妊娠中はホルモンの変化により、歯ぐきが歯垢に含まれる細菌に反応しやすくなります。そのため、歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きのときに出血したりするなど、歯肉炎の症状が現れることがあります。
また、つわりによって歯ブラシを口に入れることがつらくなり、ふだんどおりに歯を磨けない方もいます。食事や間食の回数が変わったり、嘔吐による胃酸の影響を受けたりすることも、口の中の環境が変化する要因です。
ホワイトニングでは、施術後に歯が一時的にしみたり、薬剤によって歯ぐきに刺激を感じたりする場合があります。妊娠中は口の中にも変化が起こりやすいため、歯を白くすることよりも、まず歯や歯ぐきの健康を保つことを優先しましょう。
身体に負担がかかることがある
妊娠中は、つわりによる吐き気や嘔吐など、体調の変化が起こることがあります。また、お腹が大きくなる妊娠後期には、仰向けの姿勢を長く続けることで大きくなった子宮が血管を圧迫し、血圧が下がったり、気分が悪くなったりすることがあります。
歯科医院で行うホワイトニングでは、診療台に横になり、一定時間施術を受けます。そのため、妊娠の時期やその日の体調によっては、施術中の姿勢を負担に感じる可能性があります。
ホワイトニングは虫歯や歯周病の治療とは異なり、妊娠中に急いで行う必要がある処置ではありません。薬剤への配慮だけでなく、施術中の身体への負担という点からも、妊娠中はホワイトニングを控え、出産後に検討することが大切です。
妊娠中に歯の黄ばみや着色が気になるときの対処法

妊娠中にホワイトニングを控えている間も、歯の黄ばみや着色が気になることがあるでしょう。そのような場合は、ホワイトニング以外の方法で口の中を清潔に保ち、着色汚れが増えないように心がけることが大切です。
ここでは、妊娠中に取り入れられる歯のケアについて解説します。
毎日の歯磨きを丁寧に行う
妊娠中も、毎日の歯磨きは口の中を清潔に保つための基本です。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスなどを使って歯と歯の間も清掃しましょう。歯の表面に付着した歯垢や飲食物による着色汚れをためないことは、歯の見た目を清潔に保つことにもつながります。
妊娠中は、つわりによって歯ブラシを口に入れるだけで吐き気を感じることがあります。そのような場合は、ヘッドの小さな歯ブラシを使ったり、体調が落ち着いている時間に磨いたりするなど、無理のない方法で口の中を清潔に保ちましょう。
着色しやすい食べ物・飲み物を控える
歯の表面につく着色汚れはステインと呼ばれ、毎日の飲食によって少しずつ付着することがあります。コーヒーや紅茶、緑茶など、色の濃い飲み物は歯の着色につながることがあるため、歯の色が気になる場合は摂取する頻度を見直してみましょう。
ただし、着色を防ぐために特定の食べ物や飲み物を完全に避ける必要はありません。妊娠中は体調や食生活にも配慮が必要なため、無理な食事制限はせず、色の濃い飲食物を口にした後は水で口をすすぐなど、できる範囲でケアすることが大切です。
また、妊娠中は食生活が変わり、間食の回数が増えることもあります。糖分を含む食べ物や飲み物を頻繁に口にすると、虫歯のリスクが高まります。歯の着色だけに目を向けるのではなく、口の中の健康を守るためにも、食事や間食の回数や内容にも気を配りましょう。
定期的にクリーニングを受ける
妊娠中でも、歯科医院で検診や必要なクリーニングを受けることはできます。妊娠中はホルモンの変化によって歯ぐきに炎症が起こりやすくなるため、毎日の歯磨きに加えて、歯科医院で口の中の状態を確認してもらうことも大切です。
歯科医院のクリーニングでは、ふだんの歯磨きでは落としにくい歯石や歯の表面についた着色汚れなどを取り除きます。コーヒーやお茶などによる着色が黄ばみの原因になっている場合は、表面の汚れを取り除くことで歯本来の色に近づき、見た目が明るく感じられることがあります。
まとめ

妊娠中のホワイトニングは、使用する薬剤が母体やお腹の赤ちゃんに与える影響について十分な情報が確立されていないため、出産後まで控えることが大切です。また、妊娠中はホルモンの変化によって歯ぐきに炎症が起こりやすくなります。
歯の黄ばみや着色が気になる場合は、毎日の歯磨きを丁寧に行い、着色につながる飲食物の摂取頻度を見直すほか、歯科医院でクリーニングを受ける方法があります。
妊娠中から産後にかけては、歯の白さだけでなく、歯や歯ぐきの健康を守ることを優先し、気になることがあれば歯科医師に相談することが大切です。
ホワイトニングを検討されている方は、横浜市神奈川区「横浜駅」きた西口より徒歩5分にある歯医者「横浜駅きた西口歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、予防歯科や虫歯・歯周病治療、根管治療やインプラント治療などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちら、Web予約もお受けしております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

















