根管治療後に激痛が!寝れないときの対処法

こんにちは。横浜市神奈川区「横浜駅」きた西口より徒歩5分にある歯医者「横浜駅きた西口歯科」です。

根管治療後に痛みがでたイメージ

歯の治療を受けたのに、夜になると強い痛みに襲われて眠れないことがあります。なかでも、根管治療のあとに激しい痛みを感じるケースは珍しくありません。

治療が終わった安心感も束の間、ズキズキと響くような痛みによって眠れず、不安な気持ちになる方も多いでしょう。「きちんと治療できているのか」「また別の問題があるのではないか」と疑問に感じることもあるかもしれません。

根管治療は、虫歯が神経まで進行した際に行う重要な処置ですが、治療の経過やその後の痛みの程度には個人差があります。

今回は、根管治療の基本的な説明から、治療後に激痛が起こる原因、そして眠れないほどの痛みに対する具体的な対処法までをわかりやすく解説します。根管治療後の痛みにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

根管治療とは

根管治療のイメージ

根管治療(こんかんちりょう)とは、虫歯が深く進行して歯の中の神経にまで達したときに行う治療のことです。

歯の内部には根管と呼ばれる細い管が通っていて、その中に神経や血管が入っています。そこに細菌が入り込んで炎症や感染が起こると、強い痛みや腫れの原因となるため、放っておくことはできません。

根管治療では、まず感染した神経や組織を取り除き、根管の中をきれいに洗浄・消毒します。その後、再び細菌が入らないように薬剤を詰めて密閉し、最後に被せ物などで歯を補強します。

根管の形や状態は人によって異なるため、治療には複数回の通院が必要になることもあります。歯をできるだけ残すために行われる、非常に大切な処置です。

根管治療後に寝れないほどの激痛が起こる主な原因

根管治療後に痛みが出る原因になる歯が割れたイメージ

治療が終わったあとに強い痛みが続くと「なぜこんなに痛むのか?」と不安になるものです。根管治療後に激しい痛みが起こる背景には、いくつかの代表的な原因があります。

歯の内部に細菌が残っている

根管治療の目的は、歯の内部にある細菌や感染した神経組織を取り除き、清潔な状態に整えることです。

しかし、根管は非常に細く複雑な形をしており、曲がりくねっていたり枝分かれしていたりすることがあります。そのため、目に見えない場所に細菌や感染物質が残ることがあり、これが炎症の原因となることがあります。

治療後に歯の中で炎症が続くと、体がその異物を排除しようと反応し、強い痛みを引き起こすことがあります。特に夜間は血流が増えて神経が敏感になりやすく、ズキズキと脈打つような痛みが増す傾向があります。

このような状態では、安静にしていても痛みが気になって眠れなくなることもあります。

被せ物が合っていない

根管治療のあとには、治療した歯を保護するために被せ物を装着します。これらは歯を補強し、再感染を防ぐために必要な処置ですが、もし被せ物の高さや形が噛み合わせと合っていない場合、歯に不要な力が加わる原因となります。

噛むたびに強い圧力がかかることで、歯の周囲の組織に炎症が起こり、痛みが出ることがあります。日中は気づきにくくても、夜間は無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをすることがあり、そうした力がさらに痛みを悪化させることがあります。

被せ物が原因で痛みが続いている場合は、歯科医院で噛み合わせの調整を受けることが必要です。

歯が割れている

根管治療を受けた歯は、神経を取り除いたことで内部が空洞になり、元の健康な歯に比べて強度が低くなっています。そのため、過去に強く噛んだり、硬いものを食べたりしたことで歯にヒビが入っていたり、小さな亀裂ができていたりすることがあるのです。

こうしたヒビや亀裂が進行すると、そこから細菌が入り込み、再び炎症や感染が起こることがあります。特に歯の根っこ部分にまで亀裂が達していると、強い痛みを引き起こすだけでなく、治療が難しくなることもあるでしょう。

治療後に痛みがなかなかおさまらない場合や、噛んだときにズキッとした鋭い痛みを感じる場合には、歯の破折が関係している可能性もあります。こうした場合は早めに歯科医師の診察を受けましょう。

根管治療後に痛みで寝れないときの対処法

根管治療後に痛む患部を冷やすイメージ

夜間に痛みが強くなると、不安やストレスが重なり、眠ることが難しくなります。そのようなときは、無理に我慢するのではなく、自宅でできる対処法を取り入れて、痛みをやわらげることが大切です。

頭を高くして寝る

横になった状態では、体の中で血液が頭のほうに流れやすくなり、その影響で炎症のある部分に血流が集中することがあります。これによって歯の痛みが強く感じられる場合があるのです。

こうしたときには、枕をいつもより高くして、血液の流れを調整することで、痛みをやわらげる効果が期待できます。

痛み止めを正しく服用する

根管治療後の痛みが強いときには、痛み止めの使用が有効です。市販の鎮痛剤でも一定の効果がありますが、歯科医院で処方された薬がある場合は、その指示に従って正しく服用することが大切です。決められた用量や間隔を守ることで、薬の効果を安全に引き出すことができます。

痛みが強いからといって、自己判断で薬の量を増やすことや、短時間で何度も服用するのは避けなければなりません。また、胃に負担をかけないように、できるだけ食後に服用することが望ましいです。

薬が効いてくるまでには少し時間がかかるため、痛みがひどくなる前にあらかじめ飲んでおくのもよいでしょう。

患部を冷やす

痛みがある部分の周辺を冷やすことで、炎症による腫れや血流の増加を抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。冷たいタオルや保冷剤を使って、頬の外側から優しく冷やすとよいでしょう。冷やす時間は15〜20分程度が目安です。

冷やすときには、直接肌に当てるのではなく、タオルなどで包んで使用することで、皮膚への刺激を避けられます。冷やしたあとは少し時間をあけて様子を見ながら、必要に応じて繰り返すようにしましょう。

ただし、強く押し当てたり、長時間冷やしすぎたりすると逆効果になることがあるため、やりすぎには注意が必要です。

口の中を清潔に保つ

根管治療後の歯は一時的に敏感になっており、周囲に細菌が増えると痛みが悪化するおそれがあります。こうした状況を防ぐためには、口の中を清潔な状態に保つことがとても大切です。特に寝る前には丁寧な歯磨きやうがいを行い、食べかすや細菌をしっかり除去しましょう。

治療した部分を強く磨くのは避ける必要がありますが、周囲の歯や歯茎、舌の表面などをやさしくケアすることで、全体的な衛生状態を保つことができます。清潔な環境を整えることが、痛みの悪化を防ぐことにつながります。

歯ぎしりや食いしばりを防ぐ

根管治療後の歯は非常にデリケートな状態です。特に、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしていると、治療中の歯に大きな負担がかかり、痛みを悪化させる原因になります。

就寝中の歯ぎしりは自分では気づきにくいため、家族から指摘されたことがある方や、朝起きたときにあごが疲れていると感じる方は注意が必要です。

歯科医院では、寝ている間の歯ぎしり対策としてマウスピースの作製を提案されることもあります。マウスピースを使うことで、歯やあごにかかる負担を軽減することができます。また、日中も無意識に力が入っていることがあるため、上下の歯を軽く離すよう意識することも大切です。

入浴やアルコールの摂取を控える

お風呂に入って体が温まると血流が良くなりますが、これは痛みのある部分にも影響を与えることがあります。

特に、根管治療後のように炎症がある場合は、血流の増加によって痛みが強く感じられることがあります。そのため、痛みがあるときは長時間の入浴を避け、短時間のシャワーで済ませるのが無難です。

また、アルコールを摂取すると血管が広がり、同じように血流が増えることで痛みが悪化することがあります。症状が落ち着くまでは、お酒を控え、身体を安静に保つことが大切です。

痛みが続くときは歯科医師に相談する

自宅でのケアを行っていても、痛みが数日以上続く場合や、日に日に強くなっていくようであれば、自己判断せずに早めに歯科医師へ相談することが重要です。

根管内に細菌が残っている、被せ物が合っていない、または歯にひびが入っているなど、専門的な診察でなければわからない問題が隠れている可能性があります。

治療が必要な状態を放置すると、炎症が広がり、症状がさらに悪化するリスクもあります。我慢するのではなく、違和感や痛みがあるときは、できるだけ早く歯科医院で診てもらうことが、重症化を防ぐために大切です。

まとめ

笑顔でみたらし団子を食べる女性

根管治療は、歯を残すために必要な大切な処置ですが、治療後に強い痛みが出ることもあります。特に夜になると痛みが増し、眠れないほどつらい思いをする方も少なくありません。

痛みの原因には、歯の内部に細菌が残っていたり、被せ物の噛み合わせが合っていなかったり、歯にヒビが入っていたりすることなどが考えられます。

そのようなときには、自宅でできる対処法を試してみることが大切です。枕の高さを調整する、痛み止めを正しく使う、患部を冷やす、そして口の中を清潔に保つといった工夫は、痛みの軽減に役立ちます。

しかし、痛みが数日続いたり強まったりする場合は、早めに歯科医師に相談しましょう。適切な対処を受けることで、安心して日常生活を送ることができるようになります。

根管治療を検討されている方は、横浜市神奈川区「横浜駅」きた西口より徒歩5分にある歯医者「横浜駅きた西口歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、予防歯科や虫歯・歯周病治療、根管治療やインプラント治療などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらWeb予約もお受けしております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

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