歯科医院でクリーニングを受ける場合の費用はいくら?保険と自費に分けて解説

こんにちは。横浜市神奈川区「横浜駅」きた西口より徒歩5分にある歯医者「横浜駅きた西口歯科」です。

歯科医院でクリーニングを受け歯がきれいになるイメージ

お口の健康を保つためには、日々の歯磨きに加えて定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが欠かせません。

しかし、実際に歯医者でクリーニングを受けるとなると「どのくらい費用がかかるのか?」「保険は適用されるのか?」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、歯科医院でクリーニングを受けるときにかかる費用について、保険診療と自費診療に分けて解説します。クリーニングを受けることで得られるメリットや、その効果を長持ちさせるためのポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

歯医者でクリーニングを受ける場合の費用

歯医者でクリーニングを受ける場合の費用イメージ

歯のクリーニングには保険が適用されるケースと、適用されない自費診療のケースがあります。ここでは、それぞれの特徴と費用の目安について説明します。

保険診療

保険診療として受けられる歯のクリーニングは、主に歯周病の治療や予防を目的としたものです。虫歯や歯周病のリスクがあると診断された場合に、医師の判断のもとで保険が適用されます。

保険診療では、スケーリングと呼ばれる歯石除去や、歯ぐきの中にたまった汚れを落とす処置が行われます。費用の目安は、保険適用(3割負担)で3,000円から4,000円程度です。

なお、保険診療では見た目の美しさを整える目的、たとえば茶渋やタバコのヤニによる着色の除去、歯の表面をピカピカに仕上げる処置などは対象外です。「歯をきれいにしたい」「見た目を良くしたい」という希望がある場合は、自費診療のクリーニングを検討する必要があります。

自費診療

審美的な目的で歯をきれいにしたい場合や、保険適用外のクリーニングを希望する場合は、自費診療となります。自費診療では、より丁寧で時間をかけたクリーニングが受けられ、専門の機器を使って歯の表面をきれいに磨き上げるPMTCが代表的な施術のひとつです。

自費診療の費用は、1回あたり5,000円〜1万5,000円が目安です。クリニックによっては、専用のジェットクリーナーを使った高性能なコースも用意されています。

施術時間は30分から1時間程度で、リラックスできる空間のなかで行われることも多く、患者さんにとって満足度の高いケアといえるでしょう。

自費診療は保険診療に比べて高額になりますが「着色をしっかり落としたい」「口元の印象をよくしたい」といった要望にもしっかり応えてくれるため、目的に応じて選ぶ価値があります。

歯のクリーニングを受けるメリット

歯のクリーニングを受けるメリットイメージ

歯のクリーニングというと、歯をきれいにするためのものと思われがちですが、実はそれだけではありません。定期的に受けることで、口の中だけでなく体全体の健康にも良い影響をもたらしてくれます。

ここでは、クリーニングを受けることで得られる代表的なメリットを4つご紹介します。

虫歯や歯周病の予防につながる

歯の表面や歯と歯の間、歯ぐきのまわりには、毎日の歯磨きだけでは取りきれない汚れや歯石がたまりがちです。これらが細菌の温床となり、虫歯や歯周病の原因となります。

クリーニングでは、専用の器具を使って歯石やプラーク(歯垢)を徹底的に除去するため、口の中の細菌を大幅に減らすことができます。

特に歯周病は初期の段階では自覚症状がほとんどなく、知らないうちに進行することもあるため、定期的に受診することで早期発見・予防につながります。歯の表面をきれいに保つことで、虫歯の再発リスクを減らすこともできます。

口臭の予防につながる

「最近、口臭が気になる」という方は少なくありません。口臭は自分では気づきにくい一方で、周囲に不快感を与えることもあります。

口臭の主な原因は、歯の汚れや歯石、歯周病などによって発生する細菌のガスです。とくに歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)にたまった汚れは、悪臭の元になりやすいとされています。

歯科医院でのクリーニングでは、普段の歯磨きでは取りきれない部分の汚れを丁寧に除去し、細菌の繁殖を防ぐことができます。また、舌の汚れや口の中の乾燥など、さまざまな要因へのアドバイスを受けられる点もメリットです。

定期的にクリーニングを受けることで、口臭の予防につながり、日常生活での会話や人との関わりにも自信が持てるようになります。

歯本来の美しさを取り戻すことができる

コーヒー、紅茶、ワイン、喫煙などによって、歯の表面には着色汚れが蓄積します。これらは通常の歯磨きではなかなか落としにくく、見た目の印象にも影響を与えてしまいます。

歯のクリーニングでは、専用の器具や研磨剤を使用して、歯の表面に付着したステイン(着色)を取り除くことが可能です。特にPMTCといった専門的なクリーニングでは、より効果的に汚れを落とし、自然な白さを取り戻すことができます。

これにより、笑顔にも自信が持てるようになるでしょう。

全身の健康維持につながる

近年の研究では、歯周病が心臓病、糖尿病、誤嚥性肺炎など全身の健康と密接に関わっていることが明らかになってきています。歯周病菌が血流に入り込むことで、体内の炎症を引き起こし、さまざまな病気のリスクを高める可能性があるとされているのです。

歯のクリーニングを定期的に受け、口腔内を清潔な状態に保つことで、こうした全身疾患の予防にもつながります。特に高齢者や持病を持つ方にとっては、歯の健康が体全体の健康維持に直結する重要な要素となります。

クリーニング後の歯をきれいな状態に保つために大切なこと

クリーニング後の歯をきれいな状態に保つための口腔ケアグッズ

歯科医院でクリーニングを受けたあとは、歯の表面がツルツルになり、見た目も気持ちもすっきりとした状態になります。

しかし、そのきれいな状態は時間とともに少しずつ失われていきます。せっかくクリーニングできれいになった歯を長く保つには、日常生活のなかで意識すべきポイントがあります。ここでは、毎日のケアと定期的な通院の2つの視点から、大切な習慣について詳しく解説します。

毎日しっかり歯磨きをする

歯をきれいな状態に保つための基本は、やはり毎日の歯磨きです。特に就寝前は時間をかけて丁寧に磨くことが重要です。食べかすや歯垢を残したまま寝てしまうと、寝ている間に細菌が繁殖し、虫歯や歯周病の原因になります。

歯ブラシだけでは届きにくい部分には、デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると効果的です。特に歯と歯の間には汚れが残りやすいため、しっかりと取り除きましょう。

また、磨く力が強すぎると歯や歯ぐきを傷つけることがあるため、やさしい力で小刻みに動かすのがポイントです。自分に合った歯ブラシやケア用品を使うことも大切です。歯科医院でブラッシング指導を受けると、より効果的な方法を学ぶことができます。

定期的にクリーニングを受ける

毎日のセルフケアに加えて、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることも欠かせません。目安としては、3〜6ヶ月に1回の頻度で歯科医院に通うことが推奨されています。歯石は一度できると歯ブラシでは取れないため、専門の器具で除去する必要があります。

定期的にクリーニングを受けることで、虫歯や歯周病の早期発見・早期治療にもつながります。また、歯の表面をツルツルに整えることで、汚れの再付着を防ぎやすくなるという利点もあります。

さらに、歯科医師や歯科衛生士によるプロのチェックを受けることで、自分では気づきにくい磨き残しや歯ぐきの状態を把握することができます。悪くなってから通うのではなく、悪くならないために通うことが、結果的に費用や時間の節約にもつながります。

まとめ

歯科医院で定期的にクリーニングを受ける笑顔の女性

歯のクリーニングは、単に歯をきれいにするだけでなく、虫歯や歯周病を防ぎ、口臭の改善や全身の健康にも良い影響を与える、大切な予防ケアのひとつです。

保険診療では必要最低限のケアを安価に受けられ、自費診療ではより丁寧で見た目にも配慮された施術が受けられるため、自分の目的に合わせて選ぶことがポイントです。

きれいになった歯を長く保つには、日々の歯磨きを正しく行い、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが欠かせません。毎日の積み重ねが、将来のお口の健康を大きく左右します。自分の歯を一生使い続けるために、今からできるケアを取り入れましょう。

お口の健康を守りたいとお考えの方は、横浜市神奈川区「横浜駅」きた西口より徒歩5分にある歯医者「横浜駅きた西口歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、予防歯科や虫歯・歯周病治療、根管治療やインプラント治療などさまざまな診療を行っています。ホームページはこちらWeb予約もお受けしております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

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